マネジメントに悩む担当者へ!業務のモチベーションをアップさせるマネジメント手法

マネジメントに悩む担当者へ!業務のモチベーションをアップさせるマネジメント手法
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 モチベーションマネジメントは社内のチームを成長させ業績を上げるために必須です。しかし、その手法がわからないと悩むことも多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、モチベーションマネジメントの意味や手法、そして多店舗展開における事例を紹介します。

Contents

 

モチベーションマネジメントとは

 

 モチベーションマネジメントとは、従業員の意欲が向上するために会社が提供する教育や管理のことです。従業員のモチベーションがアップすることによるメリットは以下のとおりです。 ・業務の質や生産性がアップ ・人材の定着率がアップ ・結果的に業績がアップ  ある調査によると、意欲に溢れる従業員の生産性はそうでない従業員に比べて3倍も差があるという結果が出ています。さらに、意欲の高い人間は責任を持って仕事を全うする傾向にあるため、人材が定着しやすくなります。人材が定着すると、良い人材を呼び込みやすい環境基盤ができあがります。そして業務やサービスの質が上がって顧客満足度も高くなり、結果的に業績がアップしていきます。つまりモチベーションを高く保つことによって職場に好循環を生み出すのです。  しかし、どうやって従業員のモチベーションマネジメントをすればいいか、人事担当者は悩むところでしょう。特に多店舗展開をする企業にとっては、各地に散らばる従業員すべてを細かく管理することは困難です。モチベーションは個々の気持ちの問題であるので、「意欲を高めなさい」といくら口で伝えても簡単にコントロールできるものではありません。そこで掴みがたい「モチベーション」を理解するために、心理学的に考察していきます。

心理学的に考えるモチベーションマネジメント

 心理学的に、モチベーションには以下の2種類あると言われています。 ・内発的動機:内なる動機づけ。 ・外発的動機:外からの刺激や働きかけによる動機づけ。  まず内発的動機について説明します。これを企業内業務に当てはめると、内発的動機を強く持つ従業員は「その仕事内容への興味がとても強い」という状態です。業務内容に強い興味や好奇心があるので、自発的に動くことができます。たとえ周りが放っておいても積極的に担当業務について調べて勉強し、自己成長に向けて邁進していきます。自発的な動機はとてもパワフルで、その意欲は周りを巻き込みながら成功に向けて仕事を進めることができます。  一方、外発的動機は外部から何らかの働きかけがあって初めてモチベーションが生まれます。わかりやすい例が、昇給や昇格です。お金をもらうこと、そして報酬がアップすることが動機づけとなり、仕事をしている状態です。「報酬を得る」という目的がはっきりしているので、業務内容にあまり関心や興味がなくても取り組むことができます。しかし、報酬や福利厚生、社内の評価制度に満足がいかなければ離職につながりやすいというデメリットがあります。  では、人事担当者としてどのようなモチベーションマネジメントができるでしょうか。内発的動機をすべての従業員が持てば何の問題もありませんが、ほとんどの従業員が外発的動機で働いているのが現状でしょう。しかし、適切な外発的動機を与えればそれを内発的動機に変わる可能性があります。つまり初めは関心の低い仕事でも、勉強し業務に携わるうちにその面白さに気づき、自然と好きになっていくこともあるからです。人事担当者としては「どうすれば外発的動機が内発的なものに変わるか」「どうやったら仕事を好きになってもらえるか」ということを考慮に入れて、モチベーションマネジメントの施策を考えることが重要なのです。

効果的なモチベーションマネジメント

 では、外発的動機としてどのようなきっかけがあれば従業員のモチベーションが上がるか解説します。 ①この会社で働く目的を共有  まずは働く目的を従業員と共有することが重要です。この仕事が社会にとってどのように役に立っているか知ることによって、従業員はここで働く「意味」を感じるようになります。この意味を見出すにつれて意欲はアップしていきます。  多店舗展開を実施している企業の場合、人の入れ替わりが多くあります。新しく入ってきた社員やアルバイトに働く目的を共有するのはもちろんですが、定期的に管理職が現在の会社の状況や方向性を示すことも大切です。そうすることで「自分も会社の一員なんだ」という意識を持つことができ、仕事への意欲が高まっていきます。 ②評価体制の整備  明確な評価体制を整えることも、従業員のモチベーションマネジメントに役立ちます。自分の成果が正当に評価され、やりたいことに挑戦しやすい社内風土を作ることが必要です。人事部の担当者や上司は従業員と定期的に面談する機会を持ち、コミュニケーションの風通しを良くする雰囲気づくりをしましょう。 ③他部門留学制度の採用  他部門への留学制度も従業員のモチベーションアップにつながるマネジメント手法です。多店舗展開する企業であれば、別店舗への研修や見学、ヘルプを通じて学ぶ機会を与えることができます。期間限定で他部門や他店舗に行くことによって「得られることをしっかり得よう」「得たことを持ち帰って役立てよう」と目的を持って取り組むことができます。これは若手社員だけでなく、中堅社員にとっても良い刺激となります。

多店舗展開におけるモチベーションマネジメント事例

 多店舗展開をする企業がどのように従業員のモチベーションマネジメントをしているか、その事例を紹介します。

居酒屋「塚田農場」のVR研修

 

居酒屋チェーン店の「塚田農場」では、アルバイト5,000人にVR(Virtual Reality / バーチャルリアリティ)映像で研修を実施しています。VRで見る内容は、地鶏農家の仕事の様子。実際にそこにいるかのような疑似体験ができるVR映像で食肉処理シーンを見ることで、生産者について理解を深めることができます。そのことにより目の前の仕事にさらに関心を持つようモチベーションアップを図っています。

労働環境改善を徹底する株式会社ファイブグループ  

国内外に23ブランド130店舗の飲食店を展開する株式会社ファイブグループでは、労働環境改善を積極的に取り組んでいます。そのために従業員の連帯感を作ることを大切にしています。例えば年に一度アルバイトも含む全従業員が集うフェスの実施、充実した部活制度や社内月刊誌の発行、そしてWeb上でコミュニケーションが取れるツールを提供しています。また、同じ店舗で働く従業員だけでなくそれを支える家族にも感謝する機会を多く持っています。従業員同士の感謝カードの交換、アニバーサリー休暇取得など制度面を整えています。仕事を通して従業員や家族とのつながりを感じる機会をたくさん設けることで、モチベーションマネジメントを実施しています。

 

モチベーションマネジメントツールを提供するClipLine

 ではどのようなツールがモチベーションマネジメントに必要とされているのでしょうか。その一例として、多店舗展開企業に必須となる研修ソリューションを提供するClipLine株式会社についてご紹介します。大手外食産業や小売店など7,000店舗以上に導入されているClipLineの動画研修システムでは、従業員のモチベーションアップにつながる仕組みが取り入れられています。紙のマニュアルでは伝えきれない研修内容を短縮動画にして配信するだけでなく、動画に「いいね」やコメントを寄せることも可能。SNS機能が搭載されているので、スタッフ同士の顔や名前もシステム上で確認できます。さらに、研修内容だけでなく企業理念なども配信することができるので、すべての従業員とビジョンを共有することもできるツールです。離職率の低下とモチベーション維持とアップが期待でき、ClipLine導入後は離職率が3分の1に減少しています。

まとめ

 モチベーションマネジメントの定義やその心理的意味と手法、そして多店舗展開企業におけるモチベーションマネジメントの事例を説明してきました。従業員の業務内容への関心を高めてモチベーションをアップさせるために、さまざまなマネジメント手法があることがわかりました。この記事を参考に、ご自身の会社でも従業員の意欲向上のための施策をぜひ検討してください

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