動画eラーニングとは?近年のeラーニングツール比較

動画eラーニングとは?近年のeラーニングツール比較
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社内研修で、動画配信のeラーニングサービスを利用している会社が増えてきています。本記事では、動画を用いたeラーニングの重要性や効果、そして最新のさまざまなeラーニングツールをご紹介します。

Contents

動画eラーニングとは何か?

eラーニングとは、インターネットにつながった状態でスマートフォンやタブレット、パソコンを用いた学習法です。2000年代からテクノロジーの進化と共に急速に成長し、広まっていきました。その中でも特に、動画コンテンツを用いたeラーニングが好評を得ています。学校や塾、予備校、資格スクールといった教育機関だけでなく、会社の社内研修でも積極的に導入されています。

動画学習の重要性

動画学習は、3つの点で重要であると言えます。まず、受講生の満足度が高いということ。ある調査によると、8割以上の生徒が動画学習に満足したと回答しています。その理由として「わかりやすい」「何回も視聴できる」といった声が上がっています。

またそのわかりやすさから、興味の薄い分野でも勉強しやすいと定評があります。動画だと苦手分野でもテキストを読むよりも抵抗が少なく勉強することができます。さらに、わかりにくかったところは繰り返し見て学ぶことが可能です。

そして、遠隔でも質の高い内容の授業を学べるというポイントも重要です。インターネットとスマートフォンの普及のおかげで、場所を問わす受講できるようになりました。海外でも、電車の中でも、お昼休みでも、好きなときに好きな場所で視聴する手軽さが好評を得ています。

動画によるeラーニングの学習効果

ある研究所によると視覚と聴覚を用いた学習は、講義受講の4倍、読書の2倍も学習定着率が高いと発表しています。つまり動画学習は、ただ授業を聞いて本を読んでいるよりも脳に刺激を与えることができると言うことができます。さらに、テキストからの記憶は3日後には90%失われていますが、動画では約7割も覚えておくことができると言われています。このように動画で得た情報は記憶に残りやすいのです。

また、動画学習はテキストを読むよりも短時間で内容を理解することができます。さらに、大事なポイントにテキストや音楽も入れることができるため、受講生は飽きることなく学習することが可能になります。

そしてテキストでの勉強とは違って、講師の熱意や感情も受講生に伝えることができます。人の思いが伝わることによって、講義内容は本で読むよりも受講生の印象に残りやすいでしょう。

動画eラーニングの比較

ではここからは、さまざまな動画eラーニングツールを紹介していきます。それぞれの特徴やサービス内容を参考に、ぴったりのサービスを見つけてください。

まずClipLine株式会社の提供する動画を使ったeラーニングサービスは、多店舗展開をしているサービス業の企業研修に導入されています。2つの主要機能があり、1つはクリップという短縮動画。新入社員の知識や技術を補完するために作成された動画で、これを見ることで先輩から教わったことを復習したり、内容を整理したりすることができます。そのほか、企業理念やみだしなみ、トラブル対応などさまざまなコンテンツを作成し、アップロードすることで全員と共有することができます。クリップ作成には、プロフェッショナルチームが利用目的をヒアリングして、企画・撮影・編集まで行います。過去に数万件以上の実績があるため、数日間滞在して撮影を行うだけで100以上のクリップ制作が可能です。そしてブランドイメージを損なうことなく適切な動画編集を実施しています。2つ目はToDo機能。これは研修中の新入社員がToDo機能に記載されたアクションを起こして、報告します。例えば、接客の練習を撮影しToDo機能にアップロードして上司から評価を受けることが可能です。スタッフ教育はもちろんのこと、トップによる理念共有も可能であるため、マネジメントや社内のコミュニケーションの活性化にも役立ちます。導入効果として、教育費用が1店舗あたり約10万円/月 削減したほか、指示が正しく伝わるため新店立ち上げや既存店のサービス改善が容易になったことが挙げられます。

次に、NTT東日本が提供する「ひかりクラウドスマートスタディ」というサービスをご紹介します。ドキュメントのアップロードや動画配信だけでなく、メッセージのやり取りやWeb会議までできるサービスです。eラーニングでは、添削機能もついているので受講生にアドバイスやコメントを送ることができ学習者の能力向上が期待できます。また、ドリルやスキルチェックテストも可能なため、学習履歴や進捗を確認でき社員研修後のフォローアップにも対応できます。Web会議機能を利用すれば、集合研修の内容を動画配信することができスマートフォンでどこからでも視聴可能です。クラウドを利用しているので、サーバーや専用端末の設置が不要。さらにインターネットが使えない環境でも、NTTの光回線の申し込みもまとめてすることができます。

東京書籍株式会社の提供する「business pocket ベーシック」は、新入社員を対象にビジネスマナーやコンプライアンスなどについて勉強するeラーニングサービスです。スマートフォンのアプリで学習することが可能なので、外部講師を招くことなく複数の研修を受講でき、研修コスト削減が実現できます。受講可能講座は46種類で126本もの動画を見ることができます。すべての動画に確認問題がついているため、理解度をはかりながら利用できることもポイントです。

動画を利用した分だけ課金される、従量課金制を用いた「e-learning ASP」が業界最安値のeラーニングサービスを提供しています。eラーニングを年に数回しか利用しない会社にとって月々の費用負担を削減できるため、利用しない場合は負担がほとんどありません。しかし、登録可能なアカウント数や視聴できるコンテンツ数に制限はないため、手軽にeラーニングを始められます。コンテンツ内容は、すでにある動画やPDFドキュメントを登録するほか、動画作成も依頼することができるので独自のオリジナル動画コンテンツを配信することができます。

提供動画数4500本、導入企業数600社を誇るSchooの法人サービス向けeラーニングは、これまで蓄積されたデータを分析しているため、効果的な研修動画を利用することができます。業界の第一人者も講師として登場することがあり、非常に質の高い動画が視聴可能。4500本もの動画すべて見放題という点も非常に魅力的です。さらに、スマートフォンに動画をダウンロードすることも可能なので、インターネットのアクセスを問わずいつでも動画を使った勉強をすることができます。階層別研修や職種別研修のコンテンツ内容も充実しており、過去20万人ものビジネスマンが利用してきました。社内のニーズに合わせて既存の動画に補完する形で、独自のオリジナルコンテンツを作成することも可能です。管理者にとっては、社員の学習履歴の可視化がなされているため、学習傾向をいつでも分析できます。

最後に、株式会社サイバー大学による「CloudCampus」をご紹介します。ソフトバンクグループによるインターネット上の大学で蓄積された研修動画作成のノウハウを用いて、自社に最適な動画を作成することが可能です。動画作成が手軽にできるほか、自社向けの動画をインターネット上のキャンパス内で外部に販売することができるため、新たなビジネスチャンスが生まれます。

 

社名 サービス名 特徴
ClipLine株式会社 ClipLine 多店舗展開企業向け動画OJTツール。クリップと呼ばれる短縮動画を使用したeラーニング機能と学習効果定着のためのToDo機能を持つ。現場のマネジメントにも利用可能。
NTT東日本 ひかりクラウドスマートスタディ ドキュメントのアップロードや動画配信、メッセージのやり取りやWeb会議が可能。NTTの光回線の申し込みもまとめて申込みできる。
東京書籍 business pocket ベーシック 新入社員を対象にビジネスマナーやコンプライアンスなどについて勉強するeラーニングサービス。
株式会社大宮商会 e-learning ASP 動画を利用した分だけ課金される従量課金制のeラーニングサービス。eラーニングを年に数回しか利用しない会社にとっては月々の費用負担を削減できる。
株式会社Schoo Schoo法人向けサービス 提供動画数4500本、導入企業数600社を誇るSchooの法人サービス向けeラーニングサービス。

 

まとめ

多種多様な動画eラーニングツールが販売されていることがわかりました。動画を用いた勉強は、さまざまなメリットがあるため広く普及しています。ご自身の会社でも規模や用途に合わせてぴったりの動画コンテンツを利用し、社員教育に利用してみてはいかがでしょうか。

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